SABAL|ファミリーライフサイエンス

 
 
 
 「SABAL(サバル)」は、日本ではノコギリヤシと呼ばれています。ノコギリヤシという言われ方は日本だけの俗名で、「セレノア・レペンス」が正式な学名です。サバルは椰子科に属していて、やしの仲間ではもっとも小さな種類になります。主にアメリカ東南部に自生しています。よく見る椰子の木ほど高くなく、低木で、平均1〜2メートル程度にしか成長しません。葉の形状がのこぎりに似てることから、日本ではノコギリヤシと呼ばれていますが、想像するほどギザギザではありません。世界では「ソーパルメット」とか「サバル」と呼ばれて使われています。最初にサバルを見つけ、生活の中で使ったのは「インディアン」だと言われています。インディアンが果実を砕いて食用にしたり、種子を強壮の目的で愛用してきたと伝えられています。
 
  科名・属名 ・ヤシ科セレノア属
  学 名 ・Serenoa repens(セレノア・レペンス)
  和 名 ・鋸椰子(ノコギリヤシ)
  生薬名 ・棕櫚子(シュロシ)
  ハーブ名 ・ソウパルメット(SAWPALMETTO)
・サバル(SABAL)
  採取・製法 ・果実を採取後、種子を取り出して圧縮抽出
  原産地 ・北米(現在はアメリカ南東部のテキサス、サウスカロライナ、メキシコに自生)
  香 り ・油の発酵したような匂い
  味 覚 ・少し甘味がある
 
 
ノコギリヤシは、とてもカラフルな実をつけます。その色とりどりの実の綺麗さはインディアンの目に留まったのでしょう。
 
   
 サバルは、アメリカの原住民族・インディアンが、薬の代用として使っていたことで有名になりました。その種子はとても固く、歯などで簡単に噛み砕くことはできません。きっと、インディアンは斧なので種子を割って食していたのでしょう。インディアンがサバルを使うようになったきっかけは精力増強のためだったと言われています。そして、18世紀の初めには肉体滋養の強壮剤として世界中に広がり、使われ始めました。そして、1960年代にはサバルの研究が進み、植物性ステロールの一種である「βーシトステロール」が発見されました。その後、この有効成分の効果からフランスなどで前立腺肥大の治療薬として医薬品認可がおりています。現在、ヨーロッパ各国(フランス・イタリア・ノルウェー・ドイツ・ベルギー・スウェーデンなど)では、民間の間でも、サバルは食品として強壮や利尿の目的で使われていて、「植物性カテーテル」と呼ばれて医薬品認可がされています。
 
 
 「英国臨床薬理ジャーナル」では、110名の前立腺肥大の患者に対しての実績データを発表しています。1日にノコギリヤシエキスを300mg以上摂取した患者は、対象薬の前立腺肥大の治療薬よりも下記のような優れた効果が認められたとの報告があります

・対象薬を使った人よりも10倍、尿の流れが改善された
・膀胱内の尿を失くす実験では、対象薬に比べ5倍もの改善がみられた
・頻尿による睡眠困難の改善がみられた
・排尿時の不快感がなくなり、勢いがよくなった
 
 1999年度版「薬品と栄養学」という医学書にも、ノコギリヤシは掲載されてます。それ以降、2004年までに5冊の医学書に研究の成果がのっています
。また、WHOで研究成果が取り上げられているのは次の3点です
・ホルモンバランスの調整
・腎臓機能の活性および強化
・薬害の副作用の軽減
   
 「SABAL LICAPS®」は、その名の通り、サバル(のこぎりやし)を主原料に作っています。サバル種子を超臨海抽出法で抽出したエキスを使っています。この抽出法なら原料が酸化しにくくなります。元来、サバル種子に含まれる成分は、とてもデリケートなので、普通の絞り方だと酸化してしまいます。超臨海抽出法で抽出できるのは、オレイン酸やリノレン酸などの脂肪酸、そして、オクタコサノールなどの脂肪アルコール、最後に「βーシトステロール」などの植物ステロールです。
 この商品は、サバル種子エキス以外の副原料は「ビタミンE」しか配合していません。ビタミンEは安定剤的な役割で使っています。ほぼ100%に近い形で作られています。その液体をハードカプセルに詰めているのも大きな特徴でしょう。商品名にもなっていますが「リキャップス®」という特許カプセル仕様になっています。この商品は即効性があり、この期待できる即効性は、液体という吸収しやすい原料をハードカプセルにて飲むところから生まれていると思います。
 カプスゲルジャパン㈱のリキャップス®は、ハードカプセルなのに液体が充填できます。ハードカプセルと聞くと硬いイメージがありますが、実はソフトカプセルより皮膜は4倍も薄いのです。これからはカプセルにもこだわって商品を作る時代が来ていると言えるでしょう。
   
 サバルの特徴として脂肪酸のバランスの良さが挙げられます。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスは6:4くらいです。飽和脂肪酸は動物によく含まれています。動物に含まれる脂肪と聞くと少し心配になるかも知れません。お肉やバターなどを想像するからです。しかし、お肉に含まれるのは「長鎖脂肪酸」で、サバルに含まれるのは「中鎖脂肪酸」です。中鎖脂肪酸は体内ですぐに使われますから安全です。
 サバルの飽和脂肪酸で多いのは「ラウリン酸」です。ラウリン酸はココナッツなどのヤシ類に多く含まれています。ラウリン酸は母親の母乳の主成分となっています。赤ちゃんの時に母乳で育てるのが良いとされるのは、母乳に含まれるラウリン酸が免疫力をつけるからと言われています。
 植物なのに動物性の脂肪をもつ!これは大きな魅力だと言えます。ちなみに、この商品は温度が下がると固まります。それがヤシの特徴であり、飽和脂肪酸の特性なのです。本物のサバル(のこぎりやし)なら当然です。
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